２０１２年１１月４日，東海村原発見学ツアーを行いました。

私の所属しています城北法律事務所では，昨年の福島第一原発事故を受けて，１１月４日（日曜），東海村原子力発電所及び，原子力関連施設の見学ツアーを行いました。

所員と一般参加の方を合わせて計４６名のツアーとなり，原子力発電所建屋を外から見学し，また原子力発電についての解説を行っている「東海テラパーク」を見学しました。

さらに，東海村村長の村上達也さん（「脱原発首長会議」に原発立地自治体首長として唯一参加）に講演をいただき，今回の震災で，女川から東海までの１４基が実は全て危機一髪であったこと，原発ができることによりそれまでの地域産業が破壊され，原発依存体制が構築されてしまうことなどの事実をお話いただきました。
他方で，今回の事故によって，東京の市民が原発の存在及びその問題点，ひいてはエネルギー政策の問題をはっきり意識するようになったこと，価値観の転換，すなわち社会全体で脱原発に考え方をシフトすることが重要である，とのお話がありました。

たいへん意義のあるツアーとなりました。
当事務所では，今後も様々な学習ツアー等を企画していく予定です。開催の暁には，皆様の参加をお待ちしております。

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城北法律事務所
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